2009年11月27日金曜日

Twitter社会論 新たなリアルタイム・ウェブの潮流(津田大介)

目次
ツイッターとは何か
筆者のツイッター活用術
社会に広がるツイッターインパクト
スペシャル対談ーー勝間和代×津田大介



Twitterの教科書、とも呼ぶべき本。初心者をちょっと過ぎてから読んでみるとよくわかるのではないかと思う。入門書としてはやや内容が深い。
Twitterの始まりから、現在の発展までを解説し、さらにTwitterで何ができるのか、Twitterがこれからどこへ行こうとしてるのか…ということを示唆している。

これを読んで、ようやく「tsudaる」の意味や由来がわかった。話を聞きつつ、140文字以内に要約して発信するのは同時通訳と同じ作業だよね。著者はアカウントのアイコンの印象とはかなり違う(失礼!)めちゃめちゃスキルの高い人です。何人かで分担したり、Twitter実況なんかを見てれば同じなんだけど、これを1人でやるのだから。巻末の勝間和代氏との対談が良かった。お二人ともネットにどっぷり漬かってきたひとたちなようで、そういう人がTwitterのどんな点に魅力を感じてきたか、というあたりが興味深い。

2009年11月12日木曜日

ツイッター 140文字が世界を変える(コグレマサト+いしたにまさき)

目次
日本におけるツイッターの歴史
ツイッターとは何か?
ツイッターを楽しむためには
ツイッターをビジネスで活用する
ツイッターの今後




ようやく手に入ったので読んでみました。
ソーシャルネットワーキングサービスのTwitterの入門書と言うべき本です。Twitterって何?と聞かれて説明するのにもってこいかも。

著者はmixi的な使い方より、より緩くTwitterらしいというべき使い方を本書で勧めているようです。自分も似たような使い方なので、とても共感します。だってmixiってめんどくさいんだもの…

ちょうどこの本が書かれた頃に積極的にTwitterにかかわるようになったので、書いてあること一つ一つが胸にすーっとおりてくるような気がします。ビジネス利用の項では、いまやTwitterの顔(?)ともいうべき加ト吉さんがまだ紹介されていません。そのあたりも含めて旬を逃してはいけない本ですね。
ブログが続かない人も続いている、とありますが、自分もまさにそのひとり。

2009年11月4日水曜日

ドコバラ! シワの多いイケメン、大食い、美人薄命の謎(竹内久美子)

目次
テレビに出てくるあの人この人 動物行動学でメッタ斬り
人間も動物もやっぱりドコバラ!
人間も動物たちも何はさておき「セックス」だ!
世間の出来事…。やっぱりドコバラ!?
動物と植物のこわーい話
虫たちの変でしつこい話
トリにてトリを相つとめまする



京都大学で動物行動学を学んだ竹内久美子さんの最新刊。といっても昨年の後半に出てました…。
だいたい1年3〜4ヶ月ごとに新刊が出るようなので、今度は年明け早々ですかね。

世の中の気になること、読者からの疑問を動物行動学の観点から解説しています。動物も人間も等しく「動物」であり、その行動には必ず適応上の意味がある…ということです。常識を裏返してみることもあり、新鮮な視点にいつも驚きます。こんどはどんな切り口で…?といつも楽しみにしています。
人間も特別な存在ではなくて、自分の遺伝子を保存するために、やっていることはあまたの生物たちと同じ。
(似たようなことは宇宙飛行士の毛利さんもおっしゃっていました)
生物全体を俯瞰すること、自らを客観的にみることがどれだけ知的興味をひくか、このシリーズを読んでいくとわかります。はまっちゃうんですよね。

血液型についての著作で「トンデモ科学」よばわりされたこともありますが、それでもこのひとの姿勢は一貫しています。発想の転換をしたり、凝り固まったものの見方をやめると、これだけ楽しいのよ、といつも教えてもらっています。あ、発想の転換…というより、「動物行動学的に見るとどうなるか」しか考えていないところは、むしろ凝り固まっているのかも。